こんにちは。ヒロキです。
今回は、読書感想文を書きたいと思います。
今回読んだ本は、『学び効率が最大化するインプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)です。
本書を読むきっかけ
なぜ、この『インプット大全』という本を読もうと思ったのか。
それは、著者の樺沢さんにあります。
たまたまYouTubeを見ていたら、樺沢さんのチャンネル『精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル』に出会いました。
樺沢さんは、精神科医として、人の悩みや物事の考え方について分かりやすく解説してくれています。
そのなかで、”自己成長”に関することを述べていていました。
この自己成長というテーマに興味を持ったので、ぜひ樺沢さんの本も読んでみたいと思って探しました。
すると、この『学び効率が最大化するインプット大全』を見つけて、面白そうだなと思ったので購入してみました。
本を読んで【気づき】
著者の樺沢さんは、自分自身が成長するには、3つの取り組みが必要と述べていました。
①インプット
②アウトプット
③フィードバック
まずは、自分の中に何をインプットするかから始まります。

インプットの基本は、”自分に必要な情報”を集めて、”自分の脳や記憶に残す”ことです。
つまり、必要な情報を集めることと脳や記憶に残すことの2つの段階があることを知りました。
情報を集める前に・・
必要な情報を集める前に、インプットは量よりも質が優先されます。
これが、この本を読んで一番の気づきでした。
この”量よりもまずは質”の考え方の理由はすごくシンプルで、以下の例えで示されていました。
自己成長するのはどちらの人でしょうか?
・月にホームラン本を1冊読む人
・月に三振本を10冊読む人
つまり、自己成長にあまり必要ではない情報(質が低い情報)をたくさん集めても(量が多い)、結果的に自己成長にはつながらないということです。
まずは、自己成長に必要な情報(質が高い情報)を集めることが大切です。
インプットの量は、情報の質が保たれてから効果を発揮してきます。
より自己成長するのはどちらの人でしょうか?
・月にホームラン本を1冊読む人
・月にホームラン本を3冊読む人
すごく納得できる例えだなと思いました。
必要な情報を集めるには・・
必要な情報を集めるには、まず「自分にとって何が必要なのか」を自分自身が知っている必要があります。
つまり、自分の興味・関心のあるテーマと、それに関する情報を集める目標やゴールが必要になります。
まずは、自分は何に興味・関心があるのか。
これを知るには、紙に書き出して眺めることが一番おすすめの方法とのことでした。
そして、テーマに関する情報を集める目標や、集めてどうするかのゴールを決めます。
この目標やゴールがないまま闇雲に情報を集めても自己成長にはつながりません。
例えば・・・
テーマ:英語で留学したい
目標:TOEIC450点を目指す
↓
インプット:テキストを購入して勉強する
この例えはすごく日常的な行動ですが、実は目標・ゴールを設定してインプットする行為が組み込まれていることが分かりますね。
アウトプット前提で・・
最初に、自己成長には、①インプット、②アウトプット、③フィードバックが必要と述べました。
著者の樺沢さんは、実はインプットよりもアウトプットのほうが重要(比率が3:7)と述べています。
インプットはもちろん大事ですが、結局アウトプット(自分の外側に出す)をしないと自己成長にはつながりません。
そのため、アウトプットを前提でインプットすることが大切になります。
先ほどの英語の例で言うと、留学(行動というアウトプット)するために、テキストの購入(インプット)があります。
このアウトプット前提の姿勢を持つことで、集中力や記憶力が高まるそうです。
たしかに、本をただ読むよりも、本の内容を誰かに伝えることを前提に読むのでは、読書に対するプレッシャーが違いますよね。
(この本では、ただ本を読むことを「ザル読み」と表現しています。)
この適度なプレッシャーにより、情報をしっかりと自分の記憶に残すことができるそうです。
ちなみに、②のアウトプットに関しては、『学びを結果に変えるアウトプット大全 』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)が出ています。
こちらも読んだら紹介したいと思います。
これからの自分へ【TODO】
この本を読んで、自己成長のために、インプット、アウトプット、フィードバックを繰り返すことが大切だと気づきました。
僕なりにもう一度整理すると、
自己成長とは・・・
自分の外側にあるもの(誰かが社会のためにしたこと)を自分の中に取り込んで、もう一度自分の外側に出(自分が社会のためにする)こと。
つまり、最終的なゴールは、自分が社会のために何かをする(アウトプット)です。
このために、どのようなテーマで何をインプットするかを考える必要があるなと思いました。
このブログでは、日常の暮らしが豊かに感じられる情報や心地よく感じてもらえるコンテンツを発信したいと思っています。
このテーマにおいて、どのような情報を発信するのがよいのか、もう一度見つめてみたいと思いました。
まずはペンと紙を用意して、自分の興味があること、どんなことをしたいのかを書き出してみたいと思っています。
いかがでしたか?
今回のような読書も暮らしを豊かにするひとつの過ごし方だなと思って、感想文としてまとめてみました。
少しでも社会のためになる自分になれるように、自己成長したいなと思える本でした。
よかったら、一度手に取って読んでみてください。
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